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Ayrton Senna | BEYOND THE SPEED OF SOUND

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Official Site "Ayrton Senna : BEYOND THE SPEED OF SOUND"

最期の日、彼が開いたという聖書の一節があまりに印象深い。
「神はあなたに素晴らしい贈り物をする。それは神自身だ」

雨のレースでの驚異的なマシンコントロール。アンダーステアのマシンでのコーナーリング中、小刻みにアクセルを煽ってスライドさせ、圧倒的な旋回スピードと高回転域の出力を得る独自のアクセルワーク・・・映画の中に記録されているアイルトン・セナのどれもが神がかりなドライビングで印象深いが、何よりも忘れがたいのは彼のひんやりとした哀しみを湛えた目だ。

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セナは言う。“悲しみを理解するには、人間の心はあまりにも小さすぎるんだ”。

ジェームス・ディーン、S・マックィーン、早く逝ってしまった彼らに共通する、どこか淋しげで陰のある,澄んだあの目。

AYRTON SENNA―The First Decade ほんとうに、早過ぎる死。

Sofia Coppola's SOMEWHERE

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 Sofia Coppola's SOMEWHERE Trailer HD - YOU TUBE

 つい二度観てしまった。退廃的な生活を送る疲れた俳優が、離れて暮らしていた娘と束の間の日々を共にし、自らが置き去りにしてきたものを見出す、というシンプルなストーリーだが、物語性を超えた力がある。 

「BLACKSWAN」「Never Let Me Go」

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 「BLACK SWAN」、こんなにいいとは。優れた心理プロットが、ストーリー・プロットに勝る。ソリストとして、女として。内面の鬩ぎ合いが、一気呵成になだれ込む終盤にはエクスタシーすら感じる。
 「わたしを離さないで(Never Let Me Go)」、こちらも思っていた以上でした。ヘールシャムの長閑で美しい風景が、やるせなさを倍加させる。 でも、「何故逃げないのか(逃げられないのか)」という部分は、もっと丹念に描いた方が良かったのではないかと思う。自由への恐怖、自由の対価。言葉にすると陳腐だけども、そういったこと